カレーライス日記2日目『インド・ネパール系カレー料理店の闇』
今では日本のどの街にもあるインド・ネパール系のカレー料理店は多くが個人経営ですが、有名飲食店チェーンの店舗数をはるかに上回っていて、日本全国に4000〜5000軒あると言われています。
2024年時点でCoCo壱の約1200軒、牛丼チェーン店トップのすき家の約1950軒、を遥かに凌ぐ勢いで店舗数を増やし続けています。
この背景には…
肉料理やナンを作る時に使う「タンドール」と呼ばれる窯を一台導入すると、法務局より4人の外国人にビザが発行されます。
そこで「タンドールブローカー」と呼ばれる仲介人が、現地の外国人に現地に比べて物価が高い日本での出稼ぎを斡旋しているのです。
『日本で働けば金持ちになれる』というブローカーの言葉を信じて、100万~200万円という現地でも超高額の斡旋費用を払って現地の外国人は来日しています。
中には調理経験が無く、ブローカーにお金を払い日本でカレーを作るような人もいるそうです。
ですが中には悪徳ブローカーもいて、日本で働いても給料は安く、無給同然で働かされる事もあり、借金を返せずに日本から出れず奴隷の様に働き続ける事になる人もいるそうです。
日本でインドネパール系のお店が激増したのは、こういった『ビザビジネス』が横行しているからなのだそうです。
こういった理不尽な現実を知らない日本人がほとんどだと思います。
もちろん中には出稼ぎに来た外国人にしっかりとした給与を払い、美味しいカレー料理を提供しているお店もあります。
酷い目にあっている出稼ぎ外国人の方を助けるのは、我々日本人の役目なのではないでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとう御座いました。