盲目の僧侶『鑑真』が日本に伝えたスパイス、『クローブ』

悟りを開く為の正しい仏教を日本に広める為、そして、現代の日本で処方される漢方の由来ともなった薬学を伝える為に、753年に日本へ中国から海を渡りやって来た、中国の僧侶 『鑑真和上』

幾度も船での渡航で失敗して、6度目にして日本に渡航へ成功しました。

しかし、過酷な環境下での疲労、潮風の影響などが原因で眼病を患い、日本にたどり着いた時には、彼の両目は視力を失っていました。

彼が日本にもたらした薬学は、現代の漢方薬とほぼ同じであると研究で明らかになっています。

鑑真は仏教の高僧であるだけではなく、薬学の知識にとても長けていたのです。

彼が日本に伝えた漢方薬の中に、『丁子』=スパイスの『クローブ』がありました。

クローブは、腹痛、嘔吐、下痢、吃逆(しゃっくり)、そして、抗酸化の効果があり、体内の炎症を減少させ、慢性炎症関連の疾患を予防したりと、漢方薬としての使用が中国では、主に使われていました。

食事の調味料としても、中国では使用されていたそうです。

このクローブは、カレーライスのルーに使われる、数種類のスパイスを混合させて作られた『ガラムマサラ』の中に含まれています。

このクローブは、カレーの香りと味に、奥深さを生み出しているスパイスです。

材料を炒める時、クローブパウダー単体を更に加えますと、スパイスの深みを感じる美味しいカレーになります。

クローブパウダーは、スーパーのスパイスのコーナーでも販売されています。

そして、クローブを更に加えて香り深いカレーに仕上がったルーを味わった時、

鑑真がはるばる海を渡り、クローブを日本に伝えたかった思いに共感出来るはずです。

中国の僧侶 『鑑真和上』は、中国に帰る事は無く、日本の仏教と薬学の発展に尽力し、生涯を日本で過ごしたそうです。

カレーライスとは、薬学に長けた僧侶やインド人など、知恵のある先人達が発見したスパイスが含まれる素晴らしい料理なのです🍛

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